療育としてのトマティスメソッド

聴覚からのアプローチと言うのは様々な療育の中でもちょっと変わり種です。
なのでジャンルとしても小さく、なかなか必要と感じておられる方の手元まで情報がたどり着かない時があり、歯がゆい思いをします。
臨床心理士を取ろうかと久々に教科書を購入して勉強してみますと、25年前とはあちらこちら大きく違います。まず古典は古典であり、その後の研究およびその情報がとにかく増えた事。インターネットの普及と英語の壁が低くなった事を強く感じる「同時代性」が教科書にすら現れています。そして当然ですが細分化、各ジャンル別に非常に具体的な情報がカンタンに手に入るようになっています。もちろん読み手である私の興味も知識も、25年前に大学院にいた時とは全く違うので、読んでて情報として貴重だと感じる部分が増えています。
そうしてあれこれ読み散らしていますが、やはり聴覚と言うのは得体がしれないと言うか、見えないだけに扱いにくいようで、あまりページ数も割かれていません。
私がトマティスメソッドを持ちながら臨床心理士を目指す事は吉なのか凶なのか。
これは一度プロに訊いてみなくてはいけないようです。
まあゆっくり勉強勉強。