運動会のピストルの音

秋の運動会シーズンですが、運動会のピストルの音、苦手な子ってわりと多いんですよね。
他に有名な「苦手な音」としては、トイレの音姫の音、実際に水を流した時の音、エアータオルとかジェットタオルと言われる強風で手を乾かす機械の音、小学校の縦笛の音、などが今思いつきますが、皆様はどうですか?
水洗トイレでなかったら、親子共々こんなにひどい目に遭わなくて済むのにねえ、と思いますし、学校がなければ運動会も縦笛も関係ないのにねえ、とも思います。
運動会のピストル、ってよく考えると野蛮ですよね。平和な今の世の中でなんであれだけまだピストル使っているのでしょう? 慣習だから、と言うのなら、変えてもいいんじゃないでしょうか。

明らかに生まれつき耳がとても敏感な子は存在します。目で言えば遠視。とんでもなく小さな音や、人間には聴こえないとされているほどの高周波や低周波をくっきり音として拾ってしまう聴覚を持って産まれた子どもたちです。
そんな子どもたちには、都市の雑音、教室のざわめき、室内の密閉された音、夜中でも他の部屋で起きている人がいる集合住宅、、、どれも過酷な音環境です。
せめて大きな木が生えている広場や公園で耳を休ませてあげて下さい。川のせせらぎ、波の音もナイス。自然の音のCDは、大人には記憶から自然の中にいるように感じられますが、子どもたちにはよく分からなかったり物足りなかったりするのかもしれません。
子どもたちの耳にもっと自然の音を!! 大人の耳にももっと自然の音を!!