支援が必要な子どもたちへの教育・インクルーシブ教育 NHK福祉ネットワーク を見て思った事

大分前の番組ですが録画してあったのを今更見てみました。
名古屋の先進的なインクルーシブ教育をしている市の取材が中心で、そこでは福祉と教育が連携して幼稚園保育園に入った時から支援が必要な子どもがいるかどうかの観察がなされ、必要と分かれば親と支援側と在籍校(園)がチームとなって義務教育期間の教育と療育を支えるシステムがありました。
うーむ、それは素晴らしい。理想的だ。
しかし見て行くうちにどこかに小さな違和感が。
どこなのだろうかと見ながらずっと考えていたのですが、この取材された市と今私が住んでいる場所とで大きく違うのはコミュニティ・地元のつながりの強さ。地元で育ち地元で就職して地元で老いて行けるコミュニティであれば、これは親も子も納得のシステム。けれど次々新しい移民が来てどんどん顔ぶれが変わって行くような新興住宅街や大きい都市であると、繋がって深めて行ける人間関係の少なさからなかなかこれをフェアな事として認めてくれないムードが漂ってしまうのではないだろうか?
では私の住んでいるような場所で、幼少期から学童期までの継続的な社会支援は、どうすれば可能になるのだろうか?
まだまだ考える事はたくさんあります。