気圧の変化と聴覚の関係

人の体は水分が多いものですから、実は気圧や温度や温度に大きく影響を受けているのです。感じずに生きていける方は幸せ。今年みたいに台風に直撃されると、気圧の変化に敏感な人たちはとんでもない目に遭います。
まず、はるか南の海上にいるはずなのに、台風ができたとたんに眠くてたまらなくなる人、花粉症みたいに鼻がむずむずする人、頭が痛くなる人など、さまざまな症状が出てきます。
そして近づいてくるにつれ、気圧がどんどん変化しますよね。その変化で、体内の水分が膨張しているとか内圧が上がっていると感じる人、目が痛くなる人、体のむくみがとれなくなる人、鼻が詰まってしまう人、歯が疼く人、頭が割れそうに痛くなる人、飛行機に乗った時のように鼓膜が痛くなる人、耳抜きができないときのようにぼーっとした音しか聞こえなくなる人etc.
えーっ、そんな人いるの? 嘘でしょう? とおっしゃる方は、雨の日に、鬱々としている人や不機嫌そうな人つらそうな人に尋ねてみてください。その中の何人かはこうした気圧系の人である事でしょう。
小さい子たちで、気圧に敏感な子は、それこそ耳が痛くなったり、気持ち悪くなって吐いたりします。
体を冷やさないようにして、暖かい飲み物を飲ませて、肌に触れながら静かに物語を読んだりしてあげる事で、体の循環が少し良くなるのと気持ちが気圧の変化から切り離せるので有効です。
大人にももちろん有効です、お試し下さい。