声を届けると言う事


今日は学校図書室のボランティア。こんなの作ってみました。


うつ病時代を生き抜くには」小倉千加子/斎藤由香 フォー・ユー新書 を読んでおりますが、この20年でオフィスから無駄話が減った、と言う話を斎藤さんが書いていて非常に感慨深かったです。
「無駄話」と書くと減らして当然の悪い事みたいに誰でも感じるかもしれないけれど、時々またはところどころで無駄話可能な状態そのものが持っていた余裕みたいなものが、実は新しいものを生み出す原動力であり、うつから人を救っていたのではないか、と斎藤さんは自身のオフィスで仕事をしていた経験から語ります。
会話ではなくメールのやりとり、情報はネットで、テレビは見るから人の声を聴いたつもりにはなっているけれど、気がつけば直接人と会話しない日、無自覚に私たちにも増えて来ていますね。
大好きな人と声を交わす、大事な気持ちを言葉にして届ける、声を届ける、それはアナログで昔っぽくて、でもとてもベーシックで大切な事です。
とてもとても大切な事なのです。